シンポジウム案内 第1回仮想都市研究会シンポジウム −−離陸する仮想都市サービス−− VCS'97 (1)はじめに 仮想都市が第7番目の新大陸を人類に提供するといわれて久しい。近年のインター ネットの急速な普及といったネットワークの発展と3次元立体表示やバーチャルリア リティ技術の進展などにより、仮想都市は、ようやく、実験的な試みから現実的なビ ジネスに、さらには、現実の商取引の疑似的な置き換えから、新たな価値を生み出す ポテンシャルの高い創造的な市場へと移りつつある。 一方で米国をはじめとする先進国でのNII/GII (National/Global Information Infra structure) にみられるように、きたるべきネットワーク社会において、情報のも てるものともたざるものの社会的な情報格差を個人的、世代的、地域的、国際的に減 らそうとする社会的な公平化の動きとあいまって、現実社会の種々の拘束を克服した 新たな仮想都市を構築する動きが顕著となっている。 今後、このような仮想都市が多数出現するようになれば、現実社会を凌ぐ新たな可 能性や、現実社会をも脅かす新たな問題が予測されている。 当仮想都市研究会では、このような将来にわたって魅力ある仮想都市の設計・構築 技術、電子商取引、電子貨幣、個人/文書の電子認証、セキュリティをも含む仮想都 市サービス機能・実現方法・適用事例、その評価手法や評価結果、仮想都市を動きま わるアバタ(化身)の表現や仮想都市/サービスへのアクセス方法、ヒューマンイン タフェース、さらにはスムーズに市民社会に定着するために予め想定されるべき社会 的な規範(警察機能や参入資格など)あるいは技術的な枠組みや技術課題などにおけ る、広範な最先端の研究の報告を期待するものである。このように、仮想都市研究会 は、バーチャルリアリティの中でも高度なヒューマンインタフェースとコミュニティ 機能を仮想現実社会の中で実現し、総合社会情報科学として、インターネットなどを 介した新しい情報通信による社会形成と社会維持・発展に必要な課題について、技術 的、社会的な観点から検討する。 (2)シンポジウム名 仮想都市研究会シンポジウム −−離陸する仮想都市サービス−− VCS'97 (3)場所および日時 およびプログラムの概略構成 場所:慶應義塾大学理工学部厚生棟3階大会議室 16A-301 (横浜市港北区日吉3−14−1:矢上校舎) 日時:1997年 7 月 18 日(金) 10:00〜17:30 10:00〜10:50 基調講演 『仮想都市モデルの展望と課題』 慶應義塾大学 松下 温 11:00〜11:50 招待講演 『200X年:仮想都市の旅』 東京大学 原島 博 13:00〜17:30 一般講演 (4)主催/協賛 主催:日本バーチャルリアリティ学会仮想都市研究会 (主査 松下温 慶應義塾大学教授) 協賛:情報処理学会 電子情報通信学会 後援:日本サテライトオフィス協会 株式会社 NTTPCコミュニケーションズ (5)定員 100名 (6)参加費 10、000円 (学生 5、000円) (予稿集のみ 3、000円) (7)本件の照会連絡先 山上俊彦(NTTマルチメディアネットワーク研究所) Tel:0422-59-3962 FAX:0422-37-7691 e-mail: yam(at)acm.org (8)参加申し込み先 申込先: 神田陽治(こうだ ようじ kohda youji) Email: kohda(at)flab.fujitsu.co.jp Tel. 078-934-8249 Fax.078-934-3312 振込先: さくら銀行 幕張新都心支店 普通口座 6392750 名義は、VR学会仮想都市研究委員会 ======
付録[プログラム] 10:00〜12:00 特別講演 10:00〜10:50 基調講演 『仮想都市モデルの展望と課題』 慶應義塾大学 松下 温 11:00〜11:50 招待講演 『200X年:仮想都市の旅』 東京大学 原島 博 13:00〜17:30 一般講演 ---- 3D表現を用いたメタファネットワークDoReMi *東北大 **宮城教育大 小笠原 直人*、佐藤 究*、布川 博士**、白鳥 則郎*、宮崎 正俊* 商用化された仮想社会People Spaceの現状/基礎技術/展望 (株)ピープル・ワールド サービス企画・開発 落合和正 BIGLOBEのコミュニティ/コンテンツ戦略について 日本電気 BIGLOBEパーソナル販売本部 松生 一郎 コミュニケーション&ショッピングタウン「まちこ」 NTTデータ通信株式会社 小池 寛 バーチャルトレードショウ:Splineの一応用システム 三菱電機(株)情報技術総合研究所 佐藤 浩司 Virtual Society:インターネット上の共有仮想世界構築基盤 SONYアーキテクチャ研究所ソフトウェアLab 松田 晃一 多人数参加型環境を実現した三次元サイバースペース、インタースペースTMのアーキテクチャ NTTヒューマンインタフェース研究所 菅原 昌平、清末 悌之、山名 岳志、加藤 洋一、田尻 哲男 仮想でない仮想都市 −ミラーワールド構築をめざして− (株)富士通研究所 原田 裕明、神田 陽治、鳥生 隆、渡辺 正規 18:00〜 懇親会(at 慶應大) =============================================
仮想都市研究会シンポジウム申込書 会員の方は必ず会員No.を明記ください 欠席の場合、参加費の返金はいたしません。 ◆申込者(各項とも指定以外はすべて記入してください。) 会員No. : ご氏名 : 勤務先 : ご所属 : 郵便番号: ご住所 : Tel. : Fax. : e-mail : ◆送付先、照会先等が上記と異なる場合は下記に記入のこと 送付先/照会先: ◆企業の方で、経理部門へ支払を依頼された方は、依頼日時、振込元の名義人、 振り込み予定日、経理連絡先:をお書きください。 依頼日時: 振込元の名義人: 振り込み予定日: 経理連絡先: (電話: 、FAX: ) ◆申込行事 申込対象 : 仮想都市研究会第1回シンポジウム(1997年7月18日) 参加費 : 円 論文集のみ : 円 冊 ◆送金について(各項とも指定以外はすべて記入してください。) 支払方法: ( )振り込み さくら銀行 幕張新都心支店 普通口座 6392750 名義は、VR学会仮想都市研究委員会 ( ) 当日持参 送金予定日 : 送金名義人 : 領収書等 の要否 ( ) 送金に関する問合せ先 : 参加申込を受け付けましたら返信メールをお出しします。 数日たっても連絡のない場合はご連絡ください。 支払いの連絡をしてもらえない場合には、かりに 振り込んでいただいても、確認の連絡を取らせていただくことがあります。 ------------------------------------------------------------- 申込先: 神田陽治(こうだ ようじ kohda youji) Email: kohda(at)flab.fujitsu.co.jp Tel. 078-934-8249 Fax.078-934-3312 プログラム内容照会先:山上俊彦(NTTマルチメディアネットワーク研究所) e-mail: yam(at)acm.org Tel: 0422-59-3962 FAX: 0422-37-7691