「サイバースペースと仮想都市」論文募集
ブロードバンド常時接続インターネットが家庭に普及し、携帯電話文化が生活
に浸透した今日、「サイバー」な空間は、実空間と同じように私たちの生活空間
の一部として重要な役割をもち始めています。同時に、そこでは多様な社会問題
も発生しています。情報通信による社会形成と社会維持のために、バーチャルリ
アリティはどのように貢献できるでしょうか?
本特集号では、サイバーな社会空間を、VRと情報通信技術によって豊かにする
ための技術的側面からの取り組み、あるいは心理的、哲学的、社会・経済的な側
面からの検討に関する論文を広く募集します。
ゲストエディタ: 岡田謙一(慶應義塾大学),小林稔(NTTサイバースペース研究所)
- テーマ: サイバースペースと仮想都市
- 対象論文:「サイバースペースと仮想都市」に関連する理論的,実験的研究
と技術開発ならびにその応用と実用化に関する論文を対象とします.具体的には、
以下のような分野が対象となります。
- サイバースペースの設計・構築技術
- 仮想都市サービス機能と実現方法,適用事例,評価手法,評価結果
- ネットワークコミュニティ支援機能、及びコミュニティの分析
- 実空間とサイバー空間の連携インタフェース技術
- 地理情報システム(GIS),モバイル情報サービス
- アバタの表現、及びサイバースペース・仮想都市サービスへのアクセス方法
- 共有仮想環境の設計・構築技術
- ヒューマンインタフェース,コラボレーション支援
- 電子商取引,電子貨幣,電子認証,セキュリティ
- サイバースペースの社会的規範、法律
これらに限らず、サイバースペースと仮想都市に関連した新しい試みについての
報告を歓迎します。
- 論文締切:2004年1月31日
- 掲載巻号:第9巻第2号
- 論文の執筆と取り扱い:
- 文の執筆については,論文誌の投稿規程に拠ります。論文投稿に際しては,
寄稿票に「特集:サイバースペースと仮想都市」に対する投稿であることを明記
して下さい。
(投稿規程については、日本VR学会のホームページ http://www.vrsj.org を
ご覧下さい。)
- 予定総ページを超えた場合,あるいは査読の関係で,特集号応募論文でも,次
号以降に掲載することがあります。
- 論文原稿提出先は,下記の通りです。
日本バーチャルリアリティ学会論文委員会幹事
葛岡 英明
筑波大学機能工学系
〒305-8573 茨城県つくば市
Tel & FAX: 0298-53-5258
e-mail: kuzuoka(at)esys.tsukuba.ac.jp